テナントビルのリノベーション事例(那覇市若狭)|沖縄中古住宅リノベーション

数年前に中古で購入した築３０年の３階建てのテナントビル。購入後は１階はテナントとして賃貸、２階にはお客様が経営されている会社の事務所、３階は自宅として利用。今回、１階のテナントの退去をきっかけに、３階は子供の住居として利用し、新たに１階を２名で住むための住宅にコンバージョン・リノベーションをすることに。

既存がテナントのため、住宅に必要な機能を考慮しながら、快適な空間になるようプランニング。

現況は自動ドアだったことと、玄関のアプローチを変えたいということもあり、玄関部分は増築して新たに新設。内装のイメージはリゾートホテル風の空間。お客様のご希望もあり、個室以外の床は大判のタイル仕上げにし、高級感のある仕上がりに。キッチンやユニットバスもグレードの高いものを採用し、洗面台やカップボード廻りなどもモザイクタイルを貼ってアクセントにするなど、こだわった。また、建具は基本、既製品を使用したが、メインのリビングドアについては、こだわってオリジナルで造作し、空間に存在感を出している。

一から間取りを作っていったこともあり、動線的にもデザイン的にも満足頂ける空間に仕上がった。